Interview

【インタビュー】「自分がやりたいようにやれる」のがニフティの魅力。エンジニアの自主性を重んじる、独自の文化とは?【会員基盤刷新プロジェクト後編】

自分が楽しいと思えるやり方、より成長できる方法を選べる

みなさんが感じるニフティの強み、良さを教えてください。

S.Sさん

ニフティの強みは自社でプロダクトを持っていること。なおかつ、それを内製で開発しているところだと思います。また、「いい人」が多いことも魅力ですね。部署が変わった時も周囲が積極的に声をかけてくれたので、すぐに馴染めました。

S.Nさん

事業面の強みは、やはりISP(インターネット接続サービス事業者)の事業の安定性です。ある意味、現状維持でも安泰なのかもしれませんが、さらに製品をブラッシュアップしてより良いものにしていこうという意識が会社全体に浸透していると思います。社内のSlackでも、毎日のように製品にまつわる様々な意見やアイデアが飛び交っていますから。

また、物事を建設的に考える文化がある会社だと思います。たとえばミスが起きた時にその人自身を咎めるのではなく、原因に着目して再発防止策を立てようといった考え方が当たり前に根付いている。私自身もこれまで何度も失敗してきましたが、怒られた記憶はほぼありません。S.Sさんが「いい人が多い」と感じているのは、そうした企業文化の影響も大きいのではないかと。

会社の制度や働きやすさという点ではいかがでしょうか?

S.Sさん

入社1年目の新人研修は、特に役立ちました。技術についてだけでなくニフティの開発の特徴についてもしっかり学べて、早い段階で戦力になれるのは魅力ですね。書籍購入費用の助成やUdemyを利用した自己学習など、成長をサポートしてくれる福利厚生も用意されています。

働きやすさに関しては、定時で上がれることも多いですし、1年目からでも有給休暇を20日間取得できるなど、ワーク・ライフ・バランスに配慮されていると思います。

S.Nさん

もちろん繁忙期は残業が多くなることもありますが、休暇制度も充実しているためハードワークという感覚はありません。有給休暇以外の特別休暇も充実していて、たとえば私は結婚した時に特別休暇とリフレッシュ休暇(最低満10年の勤続年数から付与される休暇)を組み合わせ、10日間の休みを取って新婚旅行に行きました。

R.Aさんはニフティ勤続20年ですが、新卒から長く会社に居続ける理由を教えてください。

R.Aさん

「自分がやりたいようにやれる」というのが、最も大きいですね。達成しなければいけないゴールがあったとしても、そこに向かうプロセスは全て自分で考えることができる。自分が楽しいと思えるやり方、より成長できる方法を選べるのはニフティならではだと思います。たとえば、企画側から「こういうものをリリースしたい」という依頼があったときに、開発するシステムや使用するプログラミング言語の制限なく、エンジニアが自由に考えられます。また、手段だけでなく、逆にエンジニアから企画側への提案もしやすい風土がありますね。

おそらく自社サービスを手掛けていることも、自分たちで考えてつくれる自由度につながっているのだと思います。「どうすればユーザーさんが喜ぶのか」というところから逆算して、エンジニア同士で話し合ってより良い方法を考えられるのが、ニフティの開発の特徴です。

専門性を活かして会社に貢献する「N1!」制度とは?

S.Nさんはニフティの「N1!」制度を利用され、「IDアーキテクト」として活動しています。

<N1!制度とは>

「NIFTY No.1」の略。特定の分野で突出した知識とスキルを持って活躍している社員を「N1!」として任命する制度。任命された社員は1年間の任期中の活動目標を立て、その分野において高い専門性を発揮できるよう、担当業務の改善、社内における専門分野・技術の伝承と浸透、社外活動への参加などを通じて各自の専門性をさらに磨いていく。

IDアーキテクトの活動内容と、S.Nさんが「N1!」に任命された経緯を教えてください

S.Nさん

簡単に言うと、現在のシステムにとらわれない、新しい顧客管理システムのあり方などを検討・検証する活動です。任命の経緯ですが、私の場合は自ら立候補しました。理由としては、私は入社以来、ずっとID周りの仕事に従事してきました。会社の屋台骨を担ってきた自負がある一方で、どうしても私たちの仕事は、新しいサービスをつくった人に比べて注目されづらい側面があると感じていたんです。もっと、社内の基幹システムを扱うエンジニアにフォーカスが当たり、頑張ろうと思えるような環境をつくりたい。そのために、ID目線から会社を変えることを目指して「N1!」のIDアーキテクトになろうと考えました。もちろん会社を変えるだけではなく、自分自身のステップアップにつなげたいという思いもあります。

「N1!」として、具体的にどのような活動をされていますか?

S.Nさん

メインの取り組みは、現在ニフティ全社で取り組んでいる「会員基盤刷新プロジェクト」(前編記事を参照)です。2027年度中に、ニフティの基幹システムの抜本的なリニューアルを行うことを目指しています。

このプロジェクトに関わるまでは、自分が担当する範囲のことしか見えていませんでした。しかし、今回のように社内の全サービスに関わるシステムを構築するとなると、本当にあらゆることを考慮しなくてはいけません。部署によって求めるものもまるで異なり、自分が理想とするシステムとのギャップを埋める必要も出てきます。こうした経験が、自分の成長につながっていると感じます。

S.Nさんは自ら「N1!」に立候補されたということですが、他薦のケースもあるのでしょうか?

S.Nさん

そうですね。周囲からの後押しによって、任命されるケースもあります。ただ、どの分野で「No.1」を名乗るかは、本人が決める形ですね。自分が得意なことで会社に貢献したり、伸ばしたい分野を伸ばしていけるような制度だと思います。

最終目標は「全ての人がニフティのIDを持つ世界」

最後に、みなさんの今後の目標やキャリアの展望についてお聞きします。それぞれ、目指している方向性を教えてください。

S.Sさん

自分は技術が好きで、特に、自動化や効率化を進めるというところに楽しさを感じています。基本的には、引き続きエンジニアとしての技術を磨いてキャリアを積み重ねていきたいです。あとはR.Aさんもおっしゃっていましたが、「自分がやりたいようにやれる」のがニフティの良さだと思いますので、自分らしく色んなことにチャレンジしたいですね。

R.Aさん

S.Sさんが色んなことにチャレンジしたいと言ってくれましたが、私自身も20代の頃から「雑食」のように、あらゆることを経験してきました。そういう意味では、現在のエンジニアリングマネージャーというポジションは、技術に関する意思決定、マーケティング、チームビルディング、さらには採用活動など、業務内容が本当に多岐にわたるため、自分にとてもフィットしていると思います。

そのなかで、今後は採用活動を強化していきたいと考えています。特に、20代30代の若いエンジニアにニフティのことをもっと知ってもらい、転職の際の選択肢の一つとして挙げてもらえるようにしていきたいですね。

S.Nさん

まずは「N1!」のIDアーキテクトとしての活動、会員基盤刷新プロジェクトを通して、これらのシステムに関わるエンジニアのポジションを高めていきたいと思います。

また、現在の業務を通じて最終的に目指しているのは、「全ての人がニフティのIDを持っている状態」です。現在の会員基盤は@niftyの会員の方だけにご利用いただくシステムになっていますが、これをたとえばGoogleやAmazonのように、ニフティのIDを使ってさまざまなサービスを利用できる形にしていきたい。ISPだけでなく、ニフティが多くの人の生活に欠かせない存在になる。そんな世界を目指したいですね。

前編もご覧ください!

今回はニフティの会員基盤刷新プロジェクトチームのインタビューの様子をお届けしました。あわせて前編もご覧ください。

【インタビュー】全サービスに関わる基幹システムを大幅リニューアル。3年がかりの一大プロジェクトに挑むメンバーたちの奮闘【会員基盤刷新プロジェクト前編】

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