はじめに
こんにちは!
ニフティ株式会社、エンジニア定例運営の小林、柴田です。
ニフティでは毎年エンジニアの新人研修を先輩エンジニアが内製で行う文化があります(通称、エンジニア定例と呼ばれています)。
開催期間としては短期集中的に6月(一部5月)に実施し、準備は2か月前後で行います。
前年より資料の一般公開に取り組んでおり、今年も同様に一般公開いたします。
– 前年:ニフティ株式会社 エンジニア新人研修の内容を公開します | 2023年度版
新人研修の狙い
ニフティ全体の技術力向上
以下を経験することで社内全体の技術力向上を目的とし、エンジニア定例の目指すところとしています。
- 体系立った基礎学習
- チームでのサービス開発
- 短期的なサービス運用
- 生徒から講師による継続的運用
内製力の強化
- 育成強化
- Webサービスを開発する上で必要なスキルを体系立てて学んでもらう
- スキルアップ
- 業務では学べない技術を積極的に取り組んでいく
今回の公開講義資料について
研修の到達目標として、「Webアプリケーションを独力で開発、クラウド上でリリースできるレベルの知識、技術力を身に付ける」を掲げており、それに伴う講義を行っています。
今年は新しく「サーバー運用入門」が追加され、「機械学習」については近年のトレンドを加味し「生成AI」に着目した内容に刷新しております。
それでは、以下公開可能な講義資料を掲示しますので、学習にお役立てください。
講義資料一覧
- Git2024
- AWS2024
- [NEW!]サーバ運用入門2024
- コンテナ2024
- データベース2024
- セキュリティ2024
- オブジェクト指向2024
- 機械学習2024
- Webアプリ2024
- モバイルアプリ2024
※ニフティ社内の開催日順で記載しています。
終わりに
ニフティでは、長年にわたり自社開発の研修プログラムを実施しています。
このプログラムは、継続的な改善と進化を遂げており、教材の更新や新しい講座の導入、さらには前年度の新入社員が翌年には講師を務めるなど、独自の取り組みを行っています。
この制度の大きな利点は、受講者としての経験を講師の立場で活かせること、と感じています。
私自身、過去の受講で気づいた改善点を教材に反映できるだけでなく、講義後のフィードバックを通じて自己成長の機会を得られています。
この循環型の学習システムは、個人のスキル向上と同時に、研修プログラム全体の質の向上にも貢献しています。
弊社のエンジニア育成への取り組みや、最新の技術動向について詳しく知りたい方は、ニフティエンジニアブログをぜひご覧ください。