Interview

【インタビュー】インターネットを快適かつ安全に使ってもらうために。日々新たなサービスを考え、生み出していく【ニフティオプションサービス前編】

ニフティの主力事業はインターネット回線を提供することですが、そのインターネットを快適かつ安全に使っていただくためのオプションサービスも充実しています。たとえば、ネット詐欺専用のセキュリティサービスや、有害な広告をブロックするスマートフォンアプリなど。既存のサービスに加え、インターネットユーザーのニーズをふまえた新規サービスの開発にも日々尽力しています。

これらの開発を手掛けるのが、オプションチーム。海外の外部パートナーとのやりとり、企画や営業チームとともにサービスの上流から携わるなど、他の開発チームにはあまりない動きができるのも大きな特徴です。そんなオプションチームのメンバーに日々の業務のことや、仕事のやりがいについて聞きました。

自己紹介

2019年4月‬入社。メイン業務はオプションサービス(セキュリティサービスなど)の開発、運用。‬趣味‬‬は最近始めたギターの練習とスノボ。‬‬

2023年4月入社。メイン業務はオプションサービス(セキュリティサービスなど)の開発、運用‬‬。趣味‬は週末のランニングと飲食店巡り。‬

2025年5月入社。メイン業務はオプションサービス(セキュリティサービスなど)の開発、運用‬‬。最近の楽しみは、退勤後に西新宿や中野坂上周辺を散策すること。

快適なインターネット生活を守る「オプションサービス」とは?

みなさんはニフティの「オプションサービス」の開発チームということですが、具体的にどんなサービスを手がけているのでしょうか?

三浦さん

ニフティのメイン事業はインターネット回線をお客様に提供することですが、回線に付帯するサービスや、より便利に安全にインターネットをお使いいただくためのウェブサービス、アプリなども提供しています。それらを総称しオプションサービスと呼んでいて、私たちのチームでは既存のオプションサービスの改善から新規サービスの開発まで、幅広く担っています。

具体的なサービスの例を一つ挙げていただけますか?

三浦さん

たとえば、2023年秋から受付を開始した「@nifty ADクリーナー」という、スマートフォン向けの広告ブロックアプリがあります。スマホにアプリを入れて設定をするだけで、ウェブ画面などに表示される不要な動画広告やバナー広告を消すことができます。

高田さん

広告の表示を減らすことでスマホの通信量を節約できるだけでなく、詐欺広告や闇バイトの広告、あるいは子供にとって有害な広告など、インターネット上の脅威といえる広告をブロックし、どなたにも安心してご利用いただけるようにしたい。そんな思いもあって、このアプリを開発しました。

加藤さんは2025年5月に前職のSlerから中途入社して3ヶ月目ということですが(取材時点)、普段はどんな業務に携わっていますか?

加藤さん

現在は@nifty ADクリーナーの運用や、サービスのための環境構築、システム間連携など、様々なことを担当させてもらいながら、オプションチームの業務を一つひとつ覚えているところです。

手掛けるサービスが幅広いだけに、覚えることも多そうです。

加藤さん

そうですね。たとえば、「セキュリティ」と名前が付くサービスが複数あったりしますので、最初は各サービスの名前や特徴を把握するだけでも大変でした。担当プロダクトの多さはオプションチームの特徴の一つですが、そのぶん様々な経験を積めるのはありがたいですね。

海外出張や新規開発に携われるチャンスも多い

オプションチームの業務の特色を、もう少し詳しく教えてください。他チームと比べて、仕事の進め方などで大きく異なる点はありますか?

三浦さん

しいて言えば、外部の開発会社と連携しながら仕事をする機会が多いこと、海外とのやりとりが多いことですね。たとえば、提供サービスの一つに「常時安全セキュリティ24」というセキュリティソフトがあるのですが、セキュリティソフトってそれを作るために会社が一つ立ち上がるくらい大掛かりなプロジェクトですし、専門の技術者も必要になってくる。社内だけでやり切ることは難しいため、フィンランドにある会社のセキュリティサービスをニフティとして提供しています。

国内外を問わず、ニフティのお客様にフィットしそうな色んなサービスを吟味し、導入を目指すということを普段からやっていて、他チームに比べると海外ベンダーとのミーティングや、海外出張の機会も多いと思います。私自身も、最近はオランダ、ローマなどに行きました。そういう動きができるのは、オプションチームならではかもしれませんね。ちなみに、ミーティングなどは通訳の方を介して行うこともできますので、英語が必須というわけではありません。

海外のパートナーと仕事をするうえで意識していること、注意しなければいけないことはありますか?

高田さん

一番は文化の違い、たとえば「休暇」に対する考え方ですかね。バカンスの期間などは完全に向こうの業務がストップして、どの担当者とも全く連絡がつかないみたいなことがあるので、事前の確認や調整が必要です。あとは時差を考慮するくらいで、海外だからといって特別にやることは変わりません。

国内外問わず、外部のパートナーと仕事をするときに大事なのは、ニフティの取り組みや「目指したいこと」をしっかり伝えること。場合によっては強く改善を要望しなくてはいけないこともあるので、そこは強い意志とコミュニケーションの力が問われるところかもしれません。

ちなみに、既存サービスの改善だけでなく新規サービスの開発も行うということでしたが、新規の案件というのはどれくらいの頻度で発生するものなのでしょうか?

三浦さん

わりと頻繁にというか、企画サイドから月に1件以上は新規案件の相談をもらいますね。もちろん、その全てが実際に開発まで進むわけではなくて、なかには「まだ形になるかどうかは分からないけど、こんなことできないかな?」といった、ぼんやりとした話もあります。

高田さん

そういう場合は、私たち開発チームも企画や営業と一緒になって、具体的にどんなサービスにするのがいいのか、どんなことを考慮すべきか、どうすれば実現できるかなど、要件の部分から固めていくこともあります。そこも他の開発チームにはあまりない特色といえるかもしれません。

加藤さんは今のところ既存サービスの業務を覚えている段階かと思いますが、いずれは新規サービスに携わりたいという思いもありますか?

加藤さん

そうですね。前職では「お客さんから言われたもの」を作る業務がメインで、もっと上流工程というか、「自分たちがどういうものを作りたいか」を考えるフェーズから関わりたいという思いでニフティに転職したので、チャレンジしたい気持ちは強いです。私がこのチームに入って2ヶ月の間でも、すでにかなりの件数の相談が来ているので、そのうちチャンスがあるんじゃないかなと思います。

ニフティに根付く、挑戦を歓迎する風土

みなさんが仕事をしていて、喜びや楽しさ、達成感を感じるのはどんな時ですか?

高田さん

仕事をしていて楽しいと感じるのは、新しい技術にトライできている時です。このオプションチームは特に、新しいものに対して抵抗がないメンバーが多くて。たとえば、「このシステム少し古くなっているから、新しいものに変えませんか?」みたいな提案もすんなりと受け入れてもらえますし、最近でいうとAIをどんどん開発に取り入れていこうといった動きも活発だったりします。エンジニアとしては、とても良い経験が積める環境だと感じますね。

加藤さん

高田さんがおっしゃる通り、色々なことに挑戦させてもらえる環境だなというのは、入社2ヶ月にして早くも感じています。たとえば、前職では全く携わったことのないインフラ構築を「いい機会だからやってみなよ」と、いきなり任せてもらえて。もちろん、分からない部分はサポートしてもらえますし、経験のないことにもトライできて、新しい知識がどんどん身に付く感覚がありますね。

それはリーダーの三浦さんがそうした雰囲気を作っているのか、それともニフティという会社自体に挑戦しやすい風土があるのか、どちらだと思いますか?

加藤さん

三浦さんは特に「どんどんやってみなよ」と後押ししてくれるタイプですが、会社自体にも挑戦を歓迎する風土があるように感じます。私がニフティに入ったのが5月で、4月入社の新入社員が技術研修をしているタイミングだったんです。「中途入社なんですけど、一緒に受けてもいいですか?」と言ったら、「全然いいよ」と。研修の講師も2〜3年目の若手がやっていたりして、すごく丁寧に教えてくれましたし、知らないことを学ぼうとすること、新しい技術を知ろうとすることに対して本当にウェルカムな雰囲気を感じましたね。

三浦さんはいかがでしょうか?

三浦さん

個人的な喜びとチームリーダーとしての喜びの両方があるのですが、個人でいうと、シンプルにサービスがヒットした時ですね。@nifty ADクリーナーもリリース当初は本当に売れるのか不安でしたが、おかげさまで多くのお客様にご愛顧いただき、社内でも記録的な数字を叩き出すことができました。

三浦さん

チームリーダーとしては、むしろ自分が不在にしている時でもチームがしっかり回っていた時に、喜びを感じます。たとえば、僕が1週間ぶりに出張から帰ってきた時に、メンバーが「リーダーがいなくても回るフロー」を自分たちで考えてプロジェクトを前に進めていたことがありました。チームとしては非常に良いことですし、それからはより「いかに自分抜きでも回る環境を作れるか」ということを意識するようになりましたね。

後編に続きます!

今回はニフティのオプションチームのインタビューの様子をお届けしました。続きは近日公開予定の後編の記事をご覧ください。

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