Interview

【インタビュー】学ぶ姿勢やコミュニケーションスキルも。セキュリティの仕事に欠かせない素養とは?【ニフティ セキュリティチーム後編】

インターネットの世界では、サイバー攻撃をはじめとする新たな脅威が次々と生まれています。健全な企業活動を維持するためにも、社内のセキュリティ対策強化は欠かせません。

ニフティにも、社内全体のセキュリティを推進する専門チームがあります。前編では、具体的な業務内容やこの仕事の魅力、やりがいについてメンバーに語ってもらいました。後編では、ニフティという会社の良いところ、チームに迎えたいメンバー像、さらには各々が描く今後のキャリアについて伺います。

入社直後から「歓迎されている」と感じられた

みなさんが思う「ニフティの良いところ」を教えてください。

Mさん

基本的に、新しく何かを導入したり、挑戦したりといったことに対して前向きな会社だと感じます。たとえば、最近の自チームでいうと新規チームの立ち上げの話やセキュリティシステム内製の話、他チームでも新規のソリューション導入や新規ビジネスなど、マネジメント層含めて前向きに取り組む方が多いですね。

あとは、私は中途入社なのですが、転職活動中に会社のことを調べていたら「ニフティには良い人が多い」という情報がけっこう出てきて。本当かな?と思っていましたが、入社してみたら実際に良い人ばかりで安心しました(笑)。みなさん人当たりがいいし、入社直後は特に積極的に声をかけてくださったり、中途入社組のコミュニティに招待してくださったりと、「歓迎されているな」と感じさせてもらえたのはありがたかったですね。

Tさん

僕も一番に思い浮かぶのは「人」ですね。僕の場合は新卒入社ということもあって、会社勤め自体が初めてという不安な状態のなかで、親身になって相談に乗ってくれる先輩がたくさんいました。おかげさまで社会人のスタートとしては、すごく良い入り方ができたと思います。

Mさんも言ってくれた挑戦という部分でいうと、個人のやりたいことも尊重してくれる会社だと感じます。定期的に上司との1on1の面談機会があって、将来的にやりたいこと、目指したいことを相談できるんです。その時すぐに実現するのは難しいことでも、先を見越して「じゃあ、今のうちにこういう経験を積むといいんじゃない?」と前向きな提案をしてくれるので未来も描けるし、日々の業務へのモチベーションも上がりますね。

Hさんは入社6年目と、2人よりも長くニフティに勤めていますが、どんなところに良さを感じますか?

Hさん

二人に先に言われてしまいましたが、チャレンジしやすい環境はニフティの大きな特徴です。個人でいうと、たとえば何か学びたいこと、伸ばしたいスキルがあるとして、目的が明確であれば会社がそれをサポートする環境を用意してくれます。学んだことを生かして活躍できる場も多いと感じますし、成長の機会が至るところにある会社なのではないかと思います。

辛抱強く、丁寧に対応する姿勢が求められるセキュリティの仕事

現在、セキュリティチームは3名ということですが、これからさらに人手が必要になると思います。新しいメンバーを迎えるとしたら、どんな人がいいですか? 望ましいスキルや人物像を教えてください。

Hさん

セキュリティチームの業務の一つに、社内各部署からのセキュリティに関する相談対応があります。そうした様々な困りごとに対して、真摯に取り組めるかどうかが、まずは大事な素養になると思います。たとえば、セキュリティ観点から見れば懸念がある相談ごとに対して「NO」と言うのは簡単ですが、できればそれを実現させる方法がないかを辛抱強く考えていく。そういった思考を持てるかどうかは重要です。

また、言われたことだけをやるのではなく、自身の興味に従って主体的に学べる人、動ける人も大歓迎です。TさんやMさんがまさにそうなのですが、二人とも新しい技術を学ぶことに対して貪欲で、各々が外で吸収してきたものを本業にフィードバックしてくれています。セキュリティの世界に限ったことではないかもしれませんが、その時々で押さえておくべき知識やスキルはどんどん変わっていきますので、自ら学ぶ姿勢がある人ほど活躍し続けられるのではないでしょうか。

最近でいえば、生成AIなどもその一つですね。

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Hさん

社内でも今まさにAIを推進するチームが立ち上がっていますが、当然、セキュリティの観点で押さえておかなければいけないポイントもたくさんあります。ただ、そこでセキュリティが前面に出ていくと動きが鈍化してしまうかもしれませんので、良いタイミングでセキュリティについて評価する機会をつくるなど、うまく関わっていけたらと考えています。

分かりました。Tさんはいかがでしょうか?どんな人と一緒に働きたいですか?

Tさん

Hさんがおっしゃったように、何事に対しても辛抱強く、丁寧に対応できることは重要だと思います。たとえば、それまで社内で普通に使われていたツールであったとしても、セキュリティ上の問題が発生すれば利用停止にする判断を下さなければいけないケースもあります。当然、各部署からすれば不便になるとあって苦情が出ることもありますが、その一つひとつに真摯に向き合い、丁寧に説明して納得してもらうことが大事です。そこでコミュニケーションを怠らない人は、この仕事に適していると思います。

また、個人的には技術への関心が高い人に来てもらいたいです。僕自身も今後は技術を身につけていきたいと思っていますので、すでに技術に明るく引っ張ってくれる人、あるいは一緒に成長していける人がいてくれるとありがたいですね。

高まり続けるセキュリティリスクに対し、万全の体制を築いていく

みなさんの今後のキャリアの展望や、挑戦してみたいことを教えていただきたいです。Mさんは社外のセキュリティに関わる女性たちと一緒に、キャリアについて考えるコミュニティを立ち上げ活動しているということですが、そこでロールモデルになるような出会いはありましたか?

Mさん

そうですね。そのコミュニティにはセキュリティの専門家としてキャリアを積んでおられる女性が複数いて、自分自身の今後を考えるうえでもありがたい交流をさせてもらっています。ロールモデルといっても、本当に多様な考え方、様々な道を歩んでいる方がいるので、今はまだ「こうあるべき」みたいに考える必要はないのかなと。あまり固定観念に捉われず、色んな先輩方のお話を伺いながら模索していきたいですね。ただ、いずれにせよセキュリティの仕事はずっと続けていきたいと思っています。

Tさん

僕は先ほども言った通り、当面は技術を身につけていきたいという目標を持っており、攻撃者目線で社内のセキュリティ向上を図れるようなポジションになれたらと考えています。その先についてはまだ深く考えられていませんが、今やりたいことを一つずつ実現しながら、次に目指す道を見つけていけたらいいですね。

Hさんはいかがでしょうか? 個人的な今後の展望を教えてください。

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Hさん

私自身は入社以来ずっと、情報セキュリティの部署でやってきました。じつは、社内にセキュリティ1本でやってきた人のモデルはあまりなくて、これからどうキャリアを作っていくかは模索中です。

ただ、基本的にはマネジメント側に回る方向性で考えていて、この少人数のチームで400人の従業員を抱える会社のセキュリティをいかに強固なものにしていくか。今後もさらに高まり続けるセキュリティリスクに対して、いかに万全な体制を構築できるかといった点を突き詰めていきたいと思っています。

前編もご覧ください!

今回はニフティのセキュリティチームのインタビュー(後編)の様子をお届けしました。前編の記事はこちらをご覧ください。

【インタビュー】サイバー攻撃などの脅威から会社を守る。セキュリティチームの仕事とは?【ニフティ セキュリティチーム前編】

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