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AI・人工知能EXPO【春】 に参加してきました!

はじめに

お久しぶりです!3年目社員の藤岡、山本です。

2026年4月15日〜17日に東京ビッグサイトで開催中の「AI・人工知能EXPO【春】」に参加してきました。会場の雰囲気と印象に残ったセッションの学びをまとめます。

生成AIに加えて、AIエージェントやフィジカルAIまで幅広いテーマが扱われており、単に最新技術を眺めるだけでなく、「AIをどう業務に組み込むか」を考えるうえでも刺激の多いイベントでした。

前回は、2025年夏に開催された AI博覧会 Summer 2025 に参加し、その内容を社内ブログ記事としてまとめています。ぜひ、そちらも参照ください!

AI・人工知能EXPO 会場入口の様子1
AI・人工知能EXPO 会場入口の様子2

AI・人工知能EXPOとは

AI・人工知能EXPO【春】 は、NexTech Week 2026内で開催されている日本最大級のAI技術専門展です。今回のNexTech Week 2026では、全46講演、300社が出展しており、生成AI、AIエージェント、RAG、AIインフラ、ロボットなど、業務活用に直結する技術・サービスが幅広く集まっていました。

前回のイベントとの違い

前回参加した AI博覧会 Summer 2025 が生成AIの活用事例や社会実装によりフォーカスしていたのに対して、今回は AI エージェント、データ基盤、ロボティクスまで含む、より広い技術領域を扱っていたのが印象的でした。会場も東京ビッグサイトで3日間開催と規模が大きく、関連展示までまとめて見られる構成でした。

なぜ参加したの?

現在、山本と藤岡は社内の AI CoE(Center of Excellence) というバーチャルチームに所属し、AIの社内活用推進や、実際の開発への導入支援を行っています。そのため、AI関連の最新情報をキャッチアップしたいという思いから、今回のイベントに参加し、社内に持ち帰れる学びやヒントを得ることを目的にしました。

💬 ニフティで社外イベントに参加するには

今回も前回のイベント参加時と同じように

・藤岡・山本
「前回より大きい日本最大級のAIイベントがあるらしいんですが、行ってもいいですか?」
・上司
「いいね。ぜひ知見持って帰ってきてください!」

社外イベントへの参加は、まずはこんな感じで気軽に相談すればOKが出ることが多いです。参加して得た知見を社内に持ち帰って共有する文化があるので、「行って終わり」ではなく、学びをチームや会社の成長につなげやすいのもニフティらしさだと感じています。

現地の様子

会場は東京ビッグサイトで、セミナーと展示を行き来しながら回れる構成でした。AIエージェントや生成AIに関するセッションの注目度は高く、業務効率化だけでなく、組織変革や新しい働き方までテーマが広がっているのが印象的でした。

まずはセミナーを中心に回りながら、気になるブースや関連領域の展示も見て回りました。

会場内の展示エリア入口の様子

セッション

特に印象に残ったのは、以下の2つのセッションです。

アプローチはそれぞれ違うのですが、どちらも「これまでAIとどう付き合ってきたか」「これからどう共存していくか」を改めて考えるきっかけになる内容でした。

1. フィジカルAIがもたらす産業変革

NVIDIAの荒井 謙さんは、フィジカルAIを「現実世界と相互作用し、自律的に判断・行動するAI」として整理し、ロボットや自動運転に限らず幅広い領域に広がる概念だと紹介していました。

実現には、モデル学習、実世界でのデプロイ、デジタルツイン/シミュレーションの3つの計算環境が重要で、現実データ収集のコストや危険を補うためにシミュレーションや世界基盤モデルの活用が鍵になります。

現在はまだ立ち上がり期ですが、生成AIと同様に今後急速に発展し得る領域として、監視・点検・製造・物流などへの波及も含め継続してウォッチしたいと感じました。

セッションの様子

2. なぜ企業はClaudeを選ぶのか——Anthropicの安全性という価値

Anthropic Japanの岡田 大志さんによる講演では、Claudeを「便利な生成AI」としてではなく、企業が重要な仕事を任せられるAIとして成立させるために、安全性をどう設計し、どう検証し、運用に組み込むかが語られていました。

特に印象に残ったのは、Constitutional AI(憲法AI)やRed Teamなどで判断基準やテストを体系化している点に加えて、安全性を優先できるように組織の仕組み自体にもガードレールを入れている点です。たとえば、公益性を組織の目的に組み込むことや、長期的な利益を担保するための独立した仕組み(株主の意向が強く働きやすい場面でも、安全性へのコミットが揺らぎにくい構造)が紹介されていました。

AI活用バーチャルチームメンバーとして、社内展開を考えるうえでも、ツール単体の機能比較ではなく、アクセス統制・監査・データ保護・人の確認といったガバナンス込みで設計する重要性を改めて感じました。

セッションの様子

企業展示ブース

展示エリアには多くの企業が出展しており、生成AI、AIエージェント、データ基盤、ロボティクスなど幅広いテーマのブースが並んでいました。実際に見て回ると、単なる技術デモではなく、教育・運用・現場導入まで含めてAIをどう業務に組み込むか を具体化した展示が多かったのが印象的でした。

展示ブース入口の様子

1. 株式会社KIZASHI

株式会社KIZASHIのブースでは、生成AIパスポート風の問題に答えながら「生成AIリテラシー診断」を体験でき、いまの理解度を手触り感をもって把握できる展示になっていました。生成AI活用普及協会(GUGA)に認定されている取り組みとのことで、学習コンテンツと診断をセットで提供している点も印象的でした。

ブースの様子

体験後にはノベルティで「生成AIパスポート」の書籍もいただけました。

そして何より、ブース内の診断を実際に受けてみたところ……なんとランキング5位にランクイン。会場でその場のノリのまま挑戦できる感じも含めて、かなり楽しかったです。

5位に入賞…!(名前は藤岡のニックネームです)

2. FlashIntel Japan株式会社

FlashIntel Japanのブースでは、CS(カスタマーサポート)業務を主戦場にした音声AIエージェントの展示が行われていました。音声モデル ChromaFlashAI Voice Agents を軸に、営業コールや問い合わせ対応など「電話」を起点にした業務を、ナレッジベース化〜FAQ生成〜応対への反映まで一気通貫で支える構成がわかりやすかったです。

ブースの様子

特に印象に残ったのは、デモで体験できた“人に近い自然な音声”と低遅延な受け答えでした。

当社でもCSを内製で運営していることもあり、「一部でも試してみると面白そうだな」と素直に感じました。

FlashIntel Japan のデモ画面

他のEXPOも隣接して同時開催

NexTech Week 2026【春】は、AI・人工知能EXPOを含む 合計5つの展示会 で構成されています。1回の来場登録でまとめて見られるので、AI単体というより「周辺の技術・人材・実装」まで一気に俯瞰できるのが良さでした。

  • ブロックチェーン EXPO:Web3、NFT、DAOなど、ブロックチェーン技術のビジネス活用を扱う展示会。
  • 量子コンピューティング EXPO:量子計算の研究から産業応用まで。まだ先の技術に見えつつも「触れておく価値」がある領域。
  • AI時代の人材・組織改革 EXPO:旧「デジタル人材育成支援EXPO」。リスキリングや人材開発、組織づくりなど、導入を支える“人と仕組み”側の展示。
  • ヒューマノイドロボット EXPO:人と共に働く次世代ロボットの実装・活用にフォーカスした新設EXPO。
ヒューマノイドロボット EXPOの様子1
ヒューマノイドロボット EXPOの様子2

今回のイベント参加で学んだこと

今回のイベントで特に印象的だったのは、フィジカルAIが想像以上に実用段階へ進んでいたことです。これまではXなどで見かける「まだ使えないロボット」の印象を持っていましたが、実際には着実に技術が前進しており、世界基盤モデルのような考え方も含めて、今後さらに広がっていきそうだと感じました。また、AI活用は特定の業界に閉じた話ではなく、さまざまな分野へ発展しており、業種が違っていても参考にできるアプローチが多くありました。現場ごとの多様なニーズに応える製品も多く、AIがより具体的な業務課題の解決に近づいていることを実感しました。

反省点

  • ブースがかなり多いので、あらかじめ自分たちが興味のある分野を絞っておくことで、当日落ち着いて回ることができると感じた
  • フィジカルAIが世間的に注目されているのは知っていたが、事前知識不足により内容が難しく感じた
こんなところにあのキャラクターが,,,!

まとめ

AI・人工知能EXPO【春】 は、最新技術を眺める場であると同時に、これからの仕事の進め方をどう変えていくかを考える場でもありました。今回の参加を通じて強く感じたのは、AI活用の価値は新しい技術そのものよりも、それを現場の業務や組織の流れの中でどう定着させるかにあるということです。セッションや展示で得た気づきを、単なるイベント参加の思い出で終わらせず、今後の業務や社内でのAI活用推進にどうつなげていくかが大切だと改めて感じました。

ニフティのAI活用について

ニフティでは、所属部署や職種を越えて有志が集まるAI活用のバーチャルチームが活動しています。日々の開発や業務改善の延長線上でAIを活用し、技術トレンドを「見て終わり」にせず、実際の業務にどう生かすかまで試せる土壌があります。だからこそ、AIに興味がある方、業務の中で新しい活用を試してみたい方、技術を使って働き方を変えていきたい方は、ぜひ一緒に挑戦しましょう!実際に手を動かしながら社内のAI活用を前に進めていける仲間を募集しています。

AI活用バーチャルチームについては、こちらのインタビュー記事でも紹介されています。

 

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