
ニフティに新卒入社したエンジニアは、3か月間の新入社員研修と技術研修を経て、7月からOJT期間に入ります。8か月の間に3つの部署をジョブローテーションし、業務知識やチームでのプロジェクトの進め方、エンジニアとしての技術を身につけたうえで、4月からの本配属に備えるという流れです(2025年度時点)。
実際にプロジェクトの一員として働くニフティのOJTは、単に仕事を覚えるだけでなく、自分自身の適正を知り、会社員やエンジニアとしての歩み方を見定めていく期間でもあります。今回は2025年度に新卒入社し、OJT期間を終えようとしている新人たちにインタビュー。春からの本配属を待つ4名に、この一年を振り返ってもらいました。
自己紹介

Nさん
2025年4⽉に新卒入社。現在の担当業務は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の推進、インシデント対応、社内セキュリティ対策の企画・運用。趣味はチェス、旅行。

Yさん
2025年4⽉に新卒入社。現在の担当業務は、社内システムの運用・保守・刷新。趣味は鉄道旅。

Sさん
2025年4⽉に新卒入社。現在の担当業務は、オプションサービスの開発、運用。趣味は映像・音楽・映画やアニメ鑑賞・散歩。

Tさん
2025年4⽉に新卒入社。現在の担当業務は、@niftyトップページ・ニフくじの開発・保守。趣味は料理・アニメ鑑賞・ボルダリング。
3つの部署を経験し、興味とスキルの幅が広がった
※本文中の部署名は2025年度時点
みなさんは2025年4月にニフティに入社し、7月から現在までの約半年間、ジョブローテーションで3つの部署を経験しました。この期間に、どのような学びや気づきがあったのか教えてください。
1年目に複数の部署を回れたことは、各部署の役割や部署同士のつながりなど、会社全体の動きを知るという意味で良かったと思います。また、エンジニアといってもコードを書く以外に考えることも多かったり、開発現場のリアルな動きを知れたのも大きいですね。

Sさん
私は「課金システムチーム」「セキュリティSREチーム」「インフラシステムチーム」を経験しました。どのチームでもたくさんの学びがありましたが、たとえば課金システムチームでは、チーム開発の基礎やプロジェクト立ち上げにまつわる知識、システム同士の連携、ドメインについてなど、今後の業務に活かせそうな経験ばかりでしたね。


Yさん
私は情報系の大学出身ではないこともあって、そもそも技術面での学びが大きかったです。また、ジョブローテで回った3つの部署はいずれも社内向けのシステムを手掛けていたのですが、同じ社内向けでもチームによって考え方や仕事の進め方、コミュニケーションを取る相手がまるで違うことが分かったのは良かったですね。
たとえば、1期目に配属されたプラットフォームチームでは、人事部門や経理部門との連携が中心でした。2期目のデータの収集基盤チームでは、システム系の部門や、データを活用したい企画側との連携が増えるなど、チームによって関わる人が変わる。頭を切り替えて臨まないといけないし、求められる知見やスキルも異なることを痛感しました。

Nさん
私も、Yさんと同じく専門的に学んできたわけではありませんが、3期とも開発がメインのチームに配属されました。最初は不安でいっぱいでしたね。ただ、開発の知識はもちろん必要ですが、それ以上に分からないことがあれば素直に教えを請い、理解した上で伝える力が大事なのだと気づきました。それさえできれば、後から開発のスキルはついてくるのかなと。
特に印象深かったのは2期目ですね。カスタマーサポートの社員の方が利用しているシステムの運用・開発をするチームに配属され、コールセンター業務をしているオペレーターさんの声を聞く機会がありました。実際にシステムを使う人が感じている不便など、リアルな要望を聞いた上で改善策を考え、設計に落とし込むプロセスは学びだらけでした。

オンライン学習や社外イベントへの参加推奨。スキルアップ制度も充実
現場での実践経験に加え、スキルアップのための社内制度なども利用されましたか?

Nさん
Udemyのオンライン学習はかなり利用しています。資格取得の講座や、気になった技術に関する動画も気軽に見られるので、ビジネスマンとしてもエンジニアとしてもスキルの幅が広がっていく感覚はありますね。

Yさん
私もUdemyのほか、個人の学習や自由研究のような開発に使えるAWSのサンドボックス環境の制度を積極的に活用しています。月額100ドルまでと上限はありますが、ハンズオンのためにAWS環境で簡易サービスを作ってみたり、色んな検証を行うのに役立てています。


Sさん
同じくAWSのサンドボックス環境は重宝しています。私の場合は、生成AI系のアプリケーションを作成できるBedrockをよく使っているのですが、他にもAWSの新しいサービスや機能をすぐに試せるのが嬉しいですね。あとは、社内のナレッジ共有ツールとして使われているNotionに「みんなのレポート」というページがあって、そこで他チームのナレッジや情報を閲覧できるので、勉強になります。

Tさん
ニフティ全社的にAWSの資格取得を推奨する動きがあり、私もUdemyを活用して2つの資格を取りました。他には、社外イベントやワークショップに参加しやすい仕組みがあるのもありがたいです。会社が促してくれるので気兼ねなく行けますし、交通費も支給されます。OJTの期間中も、AWS系のイベントに新人全員が参加していました。

Sさん
イベントに関しては参加した人が「みんなのレポート」に内容やそこで得られた知見をシェアしてくれるので、自分が行けなかったイベントからも学びが得られます。また、Slack内にイベント情報を共有するチャンネルもあって、フロントエンド、バックエンド、AI系など、自分が興味のあるジャンルのイベントをチェックしている人も多いです。イベントに参加しやすい雰囲気や、参加を促す仕組みがあるのがいいですね。
制度や仕組み以外の部分で、自身の成長につながったと感じられる体験などがあれば教えてください。

Nさん
ジョブローテで回った各部署で、色んな方と議論ができたのは良かったです。対面だけでなく、社内のSlack上でのやりとりもオープンで。ふと感じた疑問を投稿すると同じ部署の先輩、別チームの人、マネージャーや幹部クラスの方々もコメントしてくれて、どんどん議論が展開されていく。質問したことを教えてもらうだけでなく、議論をすることでより深いところまで思考できる感覚がありますね。
あとは、基本的に先輩たちが優しくて、何でも質問できるのがありがたいです。先輩自身も分からない時は、一緒に調べてくれたりもして。新人や若い社員への丁寧な接し方みたいなものは、ニフティのなかで受け継がれてきた文化の一つなのかなと思います。

Tさん
Nさんが言ってくれたように、誰かの発言に対してちゃんとリアクションする人が多いのはニフティの特徴の一つだと感じます。それも仕事だからやっているというよりは、いい意味でディスカッションを楽しんでいる印象です。たとえば、Slack上で自分専用のチャンネルを作って業務や活動について発信する文化があるのですが、そこで「今こんなことをやっているんだけど、何かいい方法ありますか?」と投稿すると、誰かしらが反応してくれる。悩みや困ったことがあっても、一人で抱え込むことなく前進できるので、成長を早めてくれる環境だと感じますね。

技術に対する感度の高さに驚き。ニフティに対するイメージに変化は?
実際に1年間働いてみて、入社前のイメージから変化したことがあれば教えてください。

Nさん
入社前はWEBサービスとネットワークがメインの企業という印象でしたが、実際は想像以上に多角的なサービスやプロダクトを展開していました。お客様向けのサービスだけでなく、社員が使うサーバーやネットワークの構築も社内でやっていて。技術を活用して刷新や補修をしていく範囲の広さに驚きましたし、それだけ活躍の幅があるのかなと思いました。
あとは、新しい技術に対する感度も高いですね。毎週、休みが明ける度にSlackのチャンネルに社員それぞれがインプットしてきた技術にまつわる情報が投稿されて、追いきれないほどです。最近はAI関連の話題が熱くて、詳しい人が社内勉強会を開いたりと、新しい技術をどんどんキャッチアップして自分のものにしていこうという雰囲気があります。

Yさん
いい意味でイメージ通りだったのは、会社の雰囲気や風通しの良さです。学生時代にインターンで来ていた時から先輩たちがフレンドリーに接してくれて、それがニフティを選んだ理由でもあるのですが、入社後もそこは変わらなかったですね。
ニフティのサービスに関しては、私もNさんと同じく「昔からあるサービス」の運用が中心なのかなと思っていましたが、ISP事業のような軸となるサービスがありつつも、幅広く事業をやっているんだなと。守りと攻め、両方をバランスよく展開している印象ですね。

Sさん
社内で使うツールやプラットフォームも、良いものがあればどんどん採用していく柔軟性があると思います。たとえば先日は、Notionのカスタムエージェントという機能がリリースされた当日に社内でワークショップを実施していて、あまりのスピード感に驚きました。
コーディングに関しても全社的にAIを活用して、工数の削減に取り組んでいるのは意外でしたし、いい意味でギャップを感じましたね。


Tさん
私は入社前からNIFTY engineeringのブログ記事を読んでいて、技術に関する感度が高い会社という認識を持っていましたが、実際に入ってみたら想像以上でした。NさんやSさんが言うように、開発現場でも最新のもの、良いものをどんどん試して使っていこうという意識が浸透していると思います。
たとえば、コーディングアシスタントはもともとGitHub Copilotを使っていましたが、Claude Code が出てきてエンジニアの間でも評判がいいということで、とあるチームがすぐに検証を始め、半年も経たずに全社的に使える状態になっていました。新しいツールに対する制約は特にないので、どこかのチームがとりあえず試してみて、良ければ自然と広がっていくような感じですね。
会社全体が新しい技術に対してオープンな姿勢だから、情報をどんどんキャッチアップしてシェアしようという意欲が生まれやすいのかもしれませんね。

Tさん
そうですね。情報もそうですし、自分の考えも共有しやすいですね。Slack上などに何気なく投げた疑問に対して別角度から色んな意見が出てきて、それらを組み合わせることで自分の考えをブラッシュアップできる。そこはニフティのオープンな社風や雰囲気があってこそなのかなと思います。

後編に続きます!
今回はニフティの2025年度 新卒社員のインタビュー(前編)の様子をお届けしました。後編は近日中に公開します。



Tさん