はじめに
こんにちは!
ニフティ株式会社、エンジニア定例運営の後藤、佐藤です。
ニフティでは毎年エンジニアの新人研修を先輩エンジニアが内製で行う文化があります。
(通称、エンジニア定例と呼ばれています)
開催期間としては短期集中的に5月末~6月頭に実施し、準備は2か月前後で行います。
前年より資料の一般公開に取り組んでおり、今年も同様に一般公開いたします。
– 前年:ニフティ株式会社 エンジニア新人研修の内容を公開します | 2024年度版
新人研修の狙い
ニフティ全体の技術力向上
- 体系立った基礎学習
- チームでのサービス開発
- 短期的なサービス運用
- 生徒から講師による継続的運用
内製力の強化
- 育成強化
- Webサービスを開発する上で必要なスキルを体系立てて学んでもらう
- スキルアップ
- 業務では学べない技術を積極的に取り組んでいく
今回の公開講義資料について
研修の到達目標として、「Webアプリケーションを独力で開発、クラウド上でリリースできるレベルの知識、技術力を身に付ける」を掲げており、それに伴う講義を行っています。
前年は「機械学習」の講義があったのですが、近年の生成AIの注目されているため、名前を改め、新しく「生成AI 2025」が今年から追加されております。
RAGや最近ホットなMCPの説明を入れておりますので、ぜひご覧ください!
それでは、以下公開可能な講義資料を掲示しますので、学習にお役立てください。
講義資料一覧
- Git 2025
- AWS 2025
- サーバ運用入門 2025
- コンテナ 2025
- データベース 2025
- セキュリティ 2025
- オブジェクト指向 2025
- 生成AI 2025 [NEW!]
- Webアプリ 2025
- モバイルアプリ 2025
※ニフティ社内の開催日順で記載しています。
終わりに
ニフティでは、長年にわたり自社開発の研修プログラムを実施しています。
このプログラムは、継続的な改善と進化を遂げており、教材の更新や新しい講座の導入、さらには前年度の新入社員が翌年には講師を務めるなど、独自の取り組みを行っています。
この研修制度の魅力は、自らの学びを次世代に還元できる点にあると強く感じています。
私自身、受講者だった時に疑問に感じたことを翌年は講師として解決できるため、理解が深まるとともに成長を実感できるのが魅力です。また、新人からのフィードバックは自分の説明力や技術理解を深める貴重な機会となっています。
この循環型の学習システムは、個人のスキル向上と同時に、研修プログラム全体の質の向上にも貢献しています。
弊社のエンジニア育成への取り組みや、最新の技術動向について詳しく知りたい方は、ニフティエンジニアブログをぜひご覧ください。