Webサービス開発部の瀬尾です。
近年、ニフティのWebサービス事業部では、若手メンバーのスキルアップを目的とした「エンジニア定例」※ という取り組みを行っています。
その取り組みの一環で2泊3日のハッカソンを実施しましたので、ご紹介します。
※ エンジニア定例
内製力強化を目的としてWeb技術を学ぶ会
- WEBサービスを開発する上で必要なスキルを体系だって学ぶ
- 1人で1からWebサービスを作れるようになる
- 業務では関わりづらい分野にも積極的に取り込んでいく
- 何よりも楽しむ
概要
目的
エンジニア定例で学んだことを生かしながら実際に手を動かしてサービスを作り上げる。
スケジュール
1日目 | 13:00~18:00 | 開発 |
18:00~19:00 | 夕食 | |
19:00~ | 開発 | |
2日目 | 09:00~12:00 | 開発 |
12:00~13:00 | 昼食 | |
13:00~18:00 | 開発 | |
18:00~19:00 | 夕食 | |
19:00~ | 開発 | |
3日目 | 09:00~10:00 | 発表準備 |
10:00~11:00 | 発表・ふりかえり |
参加者
- ハッカソン参加者
- エンジニア3名
- 非エンジニア2名
- 開発サポート
- エンジニア2名
- 運営
- シニアエンジニア1名
場所
千葉県香取郡 東庄町 土善旅館さん
http://www.dozenryokan.com/
レポート
1日目
東京駅に集合し、高速バスで合宿場のある千葉県 香取郡 東庄町へ向かいます。
バスを降りたあとは、土善旅館さんに送迎頂き宿に到着です。
準備が整ったらハッカソン開始です。まずはそれぞれのチームで、事前に行ったアイデアソンで決めたサービス内容を再確認します。
通常の移動式ホワイトボードだけでなく、なんと壁一面をノートのように利用することができるのです。
作る物の認識合わせが終わったらいよいよ開発開始です。
みんなモクモク開発。
夜ごはんは食堂で頂きました。
食後は開発部屋に戻り、各々リラックスした姿勢で作業再開です。
開発はお風呂に入ったあとも眠くなるギリギリまで続きました。
2日目
おはようございます。前日は最終的に終った時間は2時でしたが、2時に寝た人もそうじゃない人も朝7時起床です。
目が覚めたら朝食をとって9時から開発開始。
合宿は2泊3日の構成ですが、翌日の3日目はほぼ発表のみのため、最後の追い込みは深夜まで続きました。
特徴的だったのは、ある程度の形が見えてきたら、自主的に「アイコン作った!」とか「LPできたよ!」と言う声が活発になったり、
隣のチームの話を聞いて、「こっちもLP作らなきゃ!」などの話が出てきたのが印象的でした。
みんなの自主性がとても良い方向に動いていた気がします。
今年の合宿では、「小さく、動く物を積み重ねていく」開発を心がけたので、深夜の時点で「動かねーー!!」と言うシーンがほとんど無かったです。落ち着きすら感じました。
それでも、みんな作品の完成度を上げるため、3時過ぎまで頑張っていました、お疲れ様です!
3日目
最終日は少し準備をしたあと、成果発表会です!
発表直前にみんなのソースをpullした後に、「あれ?あれ?ちょっと待って下さい」と言う声が出るのは、もう通過儀礼ですね。
Artist Clip チームは お気に入りのアーティストの最新情報をウォッチできるサービス。
Chanspot チームは 「2回目の食事にスムーズに誘いたい20 代社会人男性向けの情報収集サービスです。」とのこと。
ふりかえりはKPT形式で行われ、テーマは「チーム開発」です。
思ったよりもKが多く、「近い位置で会話が出来るのがよかった!」「他の人が何をやっているのか知っている事が大事!」
など、前向き意見出まくりで満足です。
おわりに
今回宿泊した土善旅館さんは開発合宿向けのプランを用意されていて、宿泊する部屋とは別に無線LAN完備(しかも5GHz!)の開発部屋を利用することができるのです。
広々とした開発部屋に加えて、延長コード・電源タップ・モニターや癒しのクッションまでお借りすることができました。
コーヒーやポップコーンがセルフで食べ飲み放題なのもありがたいですね。
さらに少し疲れが見えてきた合宿終盤で、土善旅館さんからおやつに素敵な差し入れまで頂きました。
土善旅館さん本当にありがとうございました!!!
「エンジニア定例」の集大成として、半年間学んできたことを生かして少人数・短期間でサービスを作ることができました。
また、快適な開発環境を提供してくださった土善旅館さんありがとうございました。
次回以降、各チームの記事を公開していきますので、お楽しみに!