はじめに
こんにちは、添野 隼矢です。
ニフティでは、インナーソース活動が活発的に行われています。
その中で、私は今年からインナーソースを率先して広めていく活動に参加しています。
本記事では、インナーソースを社内に広めていく活動の一環として、第2回コントリビュートお試し会※1を先日開催したので、そちらについて執筆したいと思います。
※1 第1回コントリビュートお試し会は、去年の12月に開催しました。
コントリビュートとは?
まずコントリビュートとは、オープンソースプロジェクトやインナーソースプロジェクトなどにおいて、コードの修正、バグの修正、機能追加、ドキュメントの追加など、何らかの形で開発に貢献することを指します。
今回はこのコントリビュートを試してもらうという会になります。
コントリビュートお試し会について
まずコントリビュートお試し会を開催するにあたり、Good First Issueがたくさんあり、比較的触りやすいツールやプロジェクトを探しました。
今回は、以前本ブログで紹介した「もじこえ」と「myfriendGPT」の2つを、コントリビュートを体験してもらうリポジトリとして選定し、その2つのリポジトリのトラステッドコミッターにも協力してもらいました。
次に、社内のエンジニアのSlackチャンネルで、参加者を募集しました。
結果、今回は6名に参加していただけました。

~~ コントリビュートお試し会当日 ~~
まず始めに、インナーソースについての説明と、コントリビュートなどをするためのインナーソースガイドラインが弊社では作成されているので、そちらをもとに座学を実施しました。
その後、前述のトラステッドコミッターの協力のもと、コントリビュートの流れを実際に体験してもらうハンズオンを参加者に経験してもらいました。
参加者からの感想
この会の実施後、参加者にアンケートをとったところ、以下の結果になりました。


また以下のようなコメントももらいました。
- インナーソースをコントリビュートする流れや心構えについて理解できた。
- 一通りの流れを実際に見ることができてよかったです。
- コントリビュートの手順や思っていたよりも難易度は低くてやりやすさを感じました。
今後について
社内にインナーソースを広めていくため、今後も定期的にコントリビュートお試し会は開催していこうと思います。
また組織的な話でいいますと、ニフティではInnerSource Commonsというコミュニティに参加し、日本のインナーソース活動を広めていく活動にも協力しています。
InnerSource CommonsのConnpassの参加、お待ちしています。
もちろん、ニフティのConnpass参加もよろしくお願いします。