Interview

【インタビュー】ニフティのお客様サポートシステムの開発エンジニアの仕事について色々教えてもらいました!【サポートシステム前編】

今回はサポートシステムチーム(以下、サポシス)へのインタビューです!

自己紹介

H.Oさん

ニフティには2018年に中途入社して6年目になります。当社サポートセンターで使用されているサポートシステムの開発運用を行っているサブチームのリーダーをしています。主な業務はプロジェクト管理や、担当システムに関する要望や改善に関する活動、開発全般のレビュー等を担当しています。

A.Kさん

新卒6年目で、主な業務は会員サポートページの開発運用です。 6年間同じチームで同じシステムを見ているので、会員サポートページにはそこそこ詳しいと思います。 最近は一緒にメンテしてくれる人が増えて、運用業務の方に余裕ができてきたので、社内勉強会などに出て担当システムにフィードバックできることがないか色々勉強中です。

H.Nさん

新卒4年目で、会員サポートページの開発運用や社内で利用しているメール配信サービスの運用などを行っています。このチームには4年間いますが、2年目に2ヶ月だけジョブローテーションで他のチームにいたことがあります。文化の違いに驚きましたが、自分のチームを見直す良いきっかけになったと思っています。現在は他のチームの魅力的なポイントをこのチームにも取り込めないか日々模索中です笑

サポートシステムについて

サポートシステムとは何ですか?

H.Oさん

ニフティのお客様をサポートするために使われているシステム全般のことですね。具体的には、お客様にご利用いただくものとサポートを行うために社員が利用するツールがあります。

  • お客様にご利用いただくもの
  • サポートをおこなうために社員が利用するもの
    • サポートセンターにご連絡いただいたお客様の情報を確認するためのツール
    • お客様との過去のやり取りを確認するためのツール
    • PBX(電話)
    • メール配信システム

担当しているサービスについて

どのサービスを担当していますか?

A.Kさん

H.Nさんと私は会員サポートページを担当しています。お客様にご利用いただけるサービスの情報を照会するためのサイトなので、新しいサービスが追加されたらサイトも更新する必要があります。サイトのコーディングだけではなく、企画、デザイナーが考えた内容の反映について調整を行うことも大切な業務です。

コーディングにはどんな技術を使っていますか?

A.Kさん

フロントエンドはPHP、Smartyで、バックエンドはPHP、FuelPHPです。H.Nさんにはチームに入ってから技術を習得してもらいました。

H.Nさん

はい、技術についてはチームに入ってから習得しました。公式ドキュメントをみながら勉強したり、実際に動いている会員サポートページのコードを読みながら習得しました。PHPに関しては動画サイトや、インターネット上の記事をみて勉強しました!

A.Kさん

H.Nさんは私のトレーニーだったのですが、とても優秀でした。フレームワークについては私が教えたりもしましたが、PHPについては自己学習で身に着けていて凄いなあと思ってましたよ。

H.Nさん

そういう風に思われていると思っていなかったので、嬉しいです!A.Kさんは同世代のエンジニアの中でも抜きんでて優秀なので、なんとか追いつけるよう勉強していたつもりですがまだまだ教えていただくことばっかりです。

A.Kさん

そんなことないですよ。クラウドの知識とかはH.Nさんのほうが持っているので、得意な分野については逆に教えてもらっています。

H.Oさん

2人とも開発スキルは僕よりも優秀だし、公私問わず勉強熱心で業務にも生かしてくれるので頼りにしています!

業務について

過去にがんばった業務に関するエピソードを教えてください!

H.Oさん

データセンターを撤退するプロジェクトがありましたが、かなり大規模な内容だったのでチーム一丸となったからこそできたと思います。ほとんどのシステムがブラックボックス化していて、何がどういう風に動いているかわからないものを廃止しなければいけなかったので調査が大変でした。

A.Kさん

システムの全容はH.Oさんがまとめてくださり、私は機能単位で調査を担当しました。クラスファイルしか残っていないような状態だったのをむりやりトランスコンパイルしたりして、量も多かったのですごく大変でした。知らないこともたくさんありましたが、自分で調べたり、システムの概要はチームのベテランエンジニアに聞きながら一つ一つ整理していきました。

H.Nさん

このプロジェクトに携わったのは入社2年目の時でした。入社したばかりの自分からするとあまりに大きいプロジェクトで笑、基本的にはH.OさんやA.Kさんが調査した内容に基づき、開発を行っていました。プロジェクト進行中にジョブローテで2カ月抜けたことがあり、キャッチアップが大変でした。
※当時エンジニアのジョブローテーション制度が新しく導入されました。本配属後に他のチームの業務を体験するという取組みでした。現在は本配属前にローテを行っています。

ジョブローテの経験は生かせましたか?

H.Nさん

サポシスが使っていない技術、フレームワーク、開発手法が体験できたので、サポシスでの開発の参考にしました。具体的にはコンテナ(Docker)開発、Python、IaCです。

H.Oさん

H.Nさんがジョブローテで得た知識をサポシスに持ってきてくれました。1年目のメンバーであっても、提案してくれた技術をどんどん取り入れていきますし、アーキテクチャを考えるところから入ってもらっています。

A.Kさん

私の時は配属されていきなり引継ぎだったし、ジョブローテという仕組みもなかったので羨ましく思いました。あとはエンジニア定例という技術勉強の取り組みがあるが、自分の世代は人数が多かったこともあり出る人、出ない人がいて、自分はマネージャーから「出なくていいよね」と言われました笑

H.Oさん

A.Kさんが優秀だったからです。

H.Nさん

でなくていいよねといわれるのは凄いですね笑 A.Kさんの次の世代からは全員エンジニア定例を受けるようになっています!

今どういった業務を頑張っていますか?

H.Oさん

複数のサービスと密結合している古いDBを廃止しようとしています。コスト削減とブラックボックス解消を目的に取り組んでいます。

A.Kさん

私とH.Nさんも参画しています。請求画面に連携しているDBを別チームのDBに変更しています。

H.Nさん

お客様の情報をDBから取得するためのAPIの移行を担当しています。

そのプロジェクトはいつまでかかりそうですか?また、その後はどんなプロジェクトを予定していますか?

H.Oさん

まさにいま佳境という段階で、もうすぐ完了できる見込みです。その後はクラウドのマイグレーションを予定しています。

チームの課題と、取組みについて

現在のチームにはどういった課題がありますか?それに対してどうやって取り組んでいますか?

H.Oさん

タスクのチケット管理が少しおざなりになっていたことと、新しいシステムを作る時の設計基準がなく、漏れが発生していたことですね。

A.Kさん

GitHub Projectsでチケット管理できるように進めています。チームメンバーと決めた要件に従って、GitHub周りの設定を私がやっています。

H.Nさん

最初はNotionで管理しようとしていましたがもともとGitHub Projectsで管理しているものがあったのでそちらに集約することにしました。

後編に続きます!

今回はニフティのサポートシステムチームのインタビューの様子をお届けしました。続きは後編の記事をご覧ください。

【インタビュー】ニフティのお客様サポートシステムの開発エンジニアの素顔に迫りました!【サポートシステム後編】

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