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ニフティの資格取得支援制度について – 福利厚生制度シリーズ

はじめに

こんにちは、ニフティ 会員システムグループのシニアエンジニア 伊達です。好きなPC周辺機器は柔らかいシリコンUSBケーブルです。絡まりにくく折れ癖もつきにくいので気に入っています。3本持っており、4本目をどうしようかと思っています。

資格取得支援制度に込める想い

ニフティでは以下を目的としてこの資格取得支援制度を運用しています。

  • 社員の成長機会の創出と全社的な技術力の向上
  • 自ら学ぶ風土の醸成

もちろんITエンジニアの仕事は資格のあるなしに関わらずできますが、資格を取るという行為をきっかけにして新しい学びを得ることや自身のスキルの再確認・棚卸を行うことは有意義だと思っています。

つまり、制度の活用を通して、

  • 新しい技術を学び、それを体系立てて理解したことを資格取得を通じて確認
  • これまでの業務経験で培ったスキルを再確認し、さらなる成長に繋げる

が自然と行われることを期待しています。

制度の詳細

ニフティの資格取得支援制度は、資格を取得した社員に対し、報奨金を支給する方式を採用しています。試験の種類ごとに1回だけ受験料を支給するなど、いろいろな方式が試されましたが現在はこの方法に落ち着いています。この方式に変更したことで、「確実に合格するぞ」という強い意志を持って準備に取り組んでから、試験に臨んでくれるようになったと感じています。

また、報奨金は試験の受験料+アルファとしており、資格の取得難易度に併せた金額設定をしています。
難しめの試験は参考書代も賄える金額に設定されています。これには十分に学習をしてから受験してほしいという意図が込められています。

対象の資格

2024年8月27日現在、対象の資格は100を超えます。半年ごとに見直しを行い、業界の需要や技術トレンドを考慮しながら、社員に取得したい資格のヒアリングも行い、ニフティとしてエンジニアにスキル取得してほしい分野の資格を随時追加・更新する運用をしています。

以下に対象資格の一部をご紹介します。

  • IPAの各種資格
    • ただし、応用情報技術者試験以上の高度な資格を対象としています
  • AWS認定資格、Google Cloud認定資格、Microsoft Azure認定資格
    • パブリッククラウドを活用したシステム開発を推奨しており、認定資格の取得も推奨しています
  • Oracle Master、MySQL Certification、OSS-DB
    • ニフティでは多くのRDBMSを使用しており、設計・管理運用のスキルは必須となっています
  • Oracle認定Javaプログラマ、Pythonエンジニア認定基礎試験、Ruby技術者認定試験
  • LPIC、LinuC
  • CCNA、CCNP

その他、TOEICなどビジネス系の資格も多数対象となっています。

どの資格が人気か

新人にはプログラミング言語やLinuxについての資格が比較的人気です。IPAのスペシャリスト系資格試験を受ける人もいます。全体ではここ数年はAWS認定資格を受けるエンジニアが多く、延べで数十人は資格を取得しているほどの人気ぶりです。

また、資格取得支援制度外で取得されることが多いのはCSM(Certified ScrumMaster)です。ニフティではスクラムでの開発が広く浸透しており、スクラムマスターも数多くいます。ただ、スクラムマスターになる経緯はさまざまですし、スクラムマスター歴の長さも人によって異なります。スクラムにとって大切な価値観を身に着けてもらうため、スクラムマスターとしてのステップアップを目指す人には社費で研修を受講してもらい、認定スクラムマスターとなって活躍してもらっています。

最後に

ニフティの資格取得支援制度について簡単ですが紹介しました。ニフティにはエンジニアに嬉しい制度が多数あります。福利厚生制度シリーズとしてほかの制度についても紹介していきます。

どんな制度があるかについて興味がある方は福利厚生(ニフティ採用サイト)をご覧ください。

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