はじめまして。ニフティ株式会社でマネージャーをしている元安です。
芦川、北浦に続き今回は私がマネージャーをしている入会システムチームについて紹介させていただきます。
その前にまずは自己紹介から。私は社会人4年目でニフティに中途入社し現在ニフティ歴17年目です。前職でもニフティのシステム開発の仕事をしておりその当時から現在まで、ニフティ社内はとても雰囲気がよく人に恵まれている会社だなぁと思っています。
下の図は2022.06.01時点のニフティ株式会社のエンジニア組織図です。私は基幹システムグループという部門に所属しています。
基幹システムグループでは主にISP接続サービスの申込や会員管理、課金・請求処理などを行うシステムを扱っていますが、私はそのほとんどの領域を担当した経験があるのがちょっとした自慢です。
では自己紹介はこれくらいにして改めましてチームの紹介です。
チームが扱っているシステム
入会システムチームでは主にISP接続サービスの申込管理を行うシステムを扱っています。
以下は2022.06.01時点のサービス一覧の抜粋です。
システムの中にはお客様にお申込みいただくためのWEB機能、回線事業者をはじめとした関係各所との連携機能、カスタマーサービス部門向けツール、獲得代理店様向けの申込ツールといった様々な機能が存在します。もうちょっと細かい担当プロダクトの紹介は以下で説明します。
チーム体制とメンバー紹介
現在チームメンバーは16人、チーム内に3つのサブチームがあります。各チームの特徴と一部のメンバーを紹介します。
チーム①
主に@nifty光、@nifty with ドコモ光など光コラボレーションモデルのサービスシステムを担当するチームです。内製でのスクラム開発と委託開発を併用し多くのビジネス要求に対応しているのが特徴です。
Aさん
中途入社4年目。サブチームリーダーとして部門間の調整やチームビルディングなどマネジメント領域で力を発揮している。視野が広くチーム内外の状況をしっかり考えながら行動する。認定スクラムマスターでもある。
チーム②
主に@nifty auひかりのサービスシステム、カスタマーサービス部門向けのツールを担当するチームです。昨年度からはLeSS(大規模スクラム)で開発したMAX光システムの開発を担うスクラムチームの1チームとしても活躍しています。
Bさん
中途入社4年目。社内公募という制度で2022.03から入会システムチームにジョイン。チームの状況を見ながら良い方向に進むように提案、行動してチームを支えるタイプで時には鋭い指摘も。技術力もあり他メンバーを気にかけ面倒を見てくれる。教えるのが上手。
チーム③
主に代理店様向けの申込ツール、各ISP接続サービスで利用する共通機能を担当するチームです。こちらも昨年度下期からスクラム開発を導入し今はプロダクトオーナーと共にスクラムチームのブラッシュアップに取り組んでいます。
Cさん
新卒入社4年目。技術力が高く新たな技術や知識を習得しチームに導入してくれる。サブチーム内でテックリード的な立ち位置で他メンバーの困りごとを助けてくれる頼れる存在。
チームの特徴と活動
入会システムチームは弊社の主力事業であるISP事業のサービスシステムを多く担当しており、組織の形や名前は多少変わりつつも1990年代のインターネット接続サービス黎明期から存在する組織です。弊社はダイヤルアップ接続主流の時代からの転換期、2000年にADSL接続サービスを提供開始しました。以降もブロードバンドサービスの進化のスピードは速く、いくつものFTTHサービスを提供してきました。現在の主力サービスである@nifty光や今年リリースしたばかりの@nifty MAX光も含め、これらのISP接続サービスのすべての開発/運用に携わってきました。
お客さまと共にサービス35周年より抜粋
入会システムチームはプロダクトオーナー部門と共に日々ビジネス成長のためのシステム開発を実施しています。プロダクトオーナー部門は新サービスや新機能の提供だけでなく獲得強化、お客様の利便性・満足度向上など様々な側面でサービスをブラッシュアップしようと企画しており、それをスピーディに実現していくことが入会システムチームのミッションの一つです。勿論システム品質も大事なのでスピードと品質を両立していくことが重要です。そのためにいくつもシステムやプロセス改善のための取り組みをしておりますのでいくつか紹介します。
スクラム開発
弊社では数年前からスクラム開発が広まってきておりますが当チームでもスピード感を持った開発~リリースを実現するためにスクラム開発をするプロダクトが増えています。チームで持っている全プロダクトをスクラムで開発しているわけではないのですがスクラム開発が主となりつつあります。2022.06現在、チーム内に1名認定スクラムマスターがいるのですが今年度はさらに増やしたいと計画しています。
SRE
弊社にはSRE NEXT 2022にGOLDスポンサーとして協賛&登壇します!でも紹介されているSRE推進のスペシャリストとSREチームが存在します。現在そのチームの支援を受けながらシステム品質を高めるための活動をしています。
システム刷新
現在稼働しているシステムの中には長年稼働しているものもあり、様々な課題を抱えエンハンス性、保守性が低下しているものがあります。そういったシステムはシステム自体を新たな技術、アーキテクチャで段階的に作り直すという取り組みもしています。
最後に
今回は、はじめましてのご挨拶も兼ねてチームの紹介をさせていただきました。
私はエンジニア部門のマネージャーという立場ですので今後もチームマネジメント関連の記事を書いていきますし、時には技術系の記事も書きたいなぁとも思っています。
今後ともよろしくお願いします。