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今年もリモートでのハッカソン合宿を行いました!

こんにちは。
ニフティでエンジニアをしている村松です。

ニフティでは例年、若手エンジニアのスキルアップを目的とした「エンジニア定例」という取り組みを行っています。
この一環として例年12~1月頃に合宿形式でのハッカソンを行っているのですが、今年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、昨年と同様リモート形式でのハッカソン合宿を行いました。
例年の様子は 2泊3日のハッカソン合宿@土善旅館に行ってきました! に記載していますので、こちらもぜひご覧ください!

エンジニア定例とは

主に若手エンジニアを対象に、WEB技術を体系だって学んでもらう会です。

  • Git
  • アプリケーションフレームワーク
  • 機械学習
  • モバイルアプリ(Android)
  • バックボーンネットワーク

など、Webサービスに関わる技術やニフティが扱っている技術を包括的に学び、業務で直接関わりづらい分野にも知識・経験をつけてもらうことを目標としています。
内容は毎年刷新してきており、今年度は

  • SRE
  • 無線通信の基礎+5G

などの講座が追加されました。

このエンジニア定例の集大成として、チームを組んでテーマを設定し、サービスを考えて実際に作るハッカソン合宿を毎年行っています。

合宿の概要

目的

エンジニア定例で学んだことを活かし、自分たちの手で実際にサービスを作り上げる。

テーマ

今年はニフティが、「第4回全国高校eスポーツ選手権」 の協賛したこともあり、テーマを「e-sportsを盛り上げるためのサービス」としました。

スケジュール

1日目  09:00~09:10  朝礼
 09:10~12:00  開発
 12:00~13:00  休憩
 13:00~17:30  開発
 17:30~17:45  夕礼
2日目  09:00~09:10  朝礼
 09:10~12:00  開発
 12:00~13:00  休憩
 13:00~17:30  開発
 17:30~17:45  夕礼
3日目  09:00~09:30  朝礼
 09:30~12:00  開発
 12:00~13:00  休憩
 13:00~16:00  開発・発表準備
 16:00~17:00  発表
 17:00~17:30  ふりかえり
 17:30~17:45  締めの挨拶

参加者

  • ハッカソン参加者
    • エンジニア 14名
  • 運営
    • エンジニア 6名
  • 監督
    • シニアエンジニア 1名

レポート

1日目

シニアエンジニアの激励から、1日目スタートです!
今回はリモートでの開発ということで、Google Meetを利用して、コミュニケーションを行いました
リモートではコミュニケーションが疎になりがちですが、Meetを活用することで互いの画面を見て会話しながら開発を進めていくことができました。

 

チームによってはさらにGitHub Projects BetaやSlack ハドルミーティングなども活用していました。
こういったデジタルなツールの活用はリモートならではですね。

チームによっては、うまくいったところや、重要なところではないところで詰まってうまくいかないところがあったりして、優先順位の付け方の重要さを学べたと思います。

夕会では私が短い開発期間なので、今日の良かったこと、よくなかったことを振り返って、優先順位を気にしながら明日も頑張ってくださいと激励したところ、Meetが固まってしまい、ひと笑いが起きました。

2日目

2日目も引き続きチームに分かれて開発を進めていきます!

今回は残業はなしという中での合宿だったため、2日目になるとどのチームも徐々に動くものが出てきたり、焦っているなと感じられるチームも出てきました。

また、例年はGitのコンフリクトに苦戦する様子も多々見られますが、今年は全てのチームがGitを使いこなしており、さらにGitHubのカンバンの自動化をやっているチームもあり、参加者の優秀さがうかがえました。

チームによってコミュニケーションの取り方が様々で、

  • 画面を共有して常に会話しながら作業
  • 黙々と作業して必要に応じて相談
  • slackやGitHubのテキストベースでのやりとり

など自分たちに合うスタイルを選択していたようです。

2日目の終盤になってくると、最終日の発表会を意識した役割分担を徐々にし始めるチームが増え、佳境な雰囲気が出てきました。

3日目

最終日は開発や資料準備を進めたあと、発表会を行いました。

各チーム、ハッカソン合宿での成果を披露しました。

どのチームもいいな、欲しいなと感じるプロダクトになっており、素晴らしかったです。

また昨年同様にSlack上に実況部屋チャンネルを作成し、盛り上がっていました。

発表会が行われたあと、各チームでふりかえりを行いました。

最後に運営より労いの言葉を頂き、開発合宿終了となりました。

最後に参加者全員でリモート記念撮影をしました。

おわりに

今年は直前にまん延防止措置が発令され、急遽リモートに変更したりということがありましたが、2年目のリモートでの合宿を終えることができました!

今年はテーマも絞り実施しましたが、各チームそのテーマの中で、必要な機能を期間内に揃え、UIもきちんと実装しており、レベルの高いハッカソンになりました。

次の記事からは、各チームが開発したものについて、チームごとに紹介していきます!
ぜひご覧ください!!