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オンラインのAWS GameDayにニフティグループで参加してみました

この記事はニフティグループ Advent Calendar 2020の11日目の記事です。

こんにちは、ニフティ基幹システムグループの浅見です。

最近は、社内にSREの文化を広める活動をしています。

今回は、オンラインで開催されたAWS GameDayに参加しましたので感想を書きたいと思います。学びが多かった・・・。

参加に至った経緯ですが、数年前から社内でAWS勉強会を開催していて、今年は何かイベントできないかとAWS様に聞いてみたところ、タイミングよく他社様交えてGameDayをオンラインで開催するとのことで、参加させていただきました。

社内で募集をしたところ、ニフティグループからは、ニフティ、ニフティライフスタイルのメンバーが32名(4人で1チームで、計8チーム)集まり、参加となりました。

全体では、17社 31チーム 123名とのことで、結構な人数でした。

AWS GameDayとは

具体的な内容についてはネタバレ禁止のため、触れることができませんが、

毎年AWS re:Inventで開催されているイベントの一つです。

次々に発生する問題にチームで対応し、サービスの信頼性を担保することでスコアを稼ぎ、競い合うイベントとなっています。

事前勉強会も開催されます。GameDayに関係するAWSリソースについての丁寧な説明を受けられますので、これだけでもなんだかお得な気分になれます。

今回はオンライン開催だったため、この様な流れになりました。

事前準備

自分たちのチームで準備したことは以下です。

  • ビデオ会議の準備(Meet)
  • ホワイトボードの準備(Miro)
  • 共同編集できるドキュメントの準備(confluence)
  • ファイル共有場所の準備(Google Drive)
  • スクリプトの準備(Github)

特別なことはあまりしてないのですが、オンラインというここともあり、情報共有については気をつけていました。

我々のチームは同じ会社のメンバーだったので、ツールについてはあまり困らなかったのですが、他社複合のチームの方はしっかり決めておかないと当日大変になりそうですね。

また、スクリプトについては、AWSの主要なリソースをlistやdescribeで発見する様な簡単な物を作成しておきました。

当日の様子

入社

まず我々はユニコーンレンタル株式会社の社員になりました。そして、DevOpsチームへ配属されます。

どうやら我々はサービスを安定稼働させることで、お給料(Score)が貰えるらしいです。がんばるぞおお

サービスの信頼性を担保するために以下を意識して取り組む必要があります。まさにSREのお仕事でしょうか。

  • Scalability
  • Availability
  • Flexibility

スケジュール

作業時間は3.5時間。時間はあっという間に過ぎました。

 

結果

私たちのチームは10位でした。とりあえず、TOP10には入ったということで・・・

ニフティのチームで最高の順位は6位でした。もう少しでTOP3でした・・・!!!

上位TOP3のチームには豪華商品がプレゼントされていました。

また、上位チームの方々の工夫されていた点の質疑応答も勉強になりましたし、AWS様からの解説についても丁寧でわかりやすく得ることが多くありました。

 

学び

参加する前から、すぐに状況を把握するために、モニタリングしよう!、と思ってたんですが、予想以上に場の雰囲気や普段あまり触らないサービスを使ったりでパフォーマンスを発揮できない部分も多くありました。

私の中で最も良かったのは、X-RayのService Mapです。これにはとても助けられました。

使ったことはあったのですが、次々に問題が発生する場面でこれほど効果を発揮するとは・・・必ず設定する様に心がけます。

また、普段から訓練しておくことがとても重要ですね。実際のサービスの対応においてもロールプレイングをしておき、本番に備えるということの重要性を再認識させられました。

もう一つ大きな学びというか反省があります。なんと、CloudTrailの存在を完全に忘れていました。必ずみるようにします!!

 

最後に

大変な中、このようなイベントに参加させていただいたこと、AWS様に感謝いたします。

また、ニフティグループ内から沢山のメンバーに参加いただいたこと、感謝いたします。

ここで学んだことを弊社サービスにも活用し、サービスの品質を高めていきたいと思います。