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Terraform で Container Insights を有効にする方法

はじめに

こんにちは。ニフティの仲上です。
今回は、Terraformを使用してECSクラスターで「Container Insights」を有効にする方法を説明します。

Container Insightsとは

「Container Insights」は、Amazon EKSやAmazon ECSで動作するコンテナ化されたアプリケーションやマイクロサービスの監視・分析を行うAWSサービスです。コンテナの健全性やパフォーマンスを包括的に把握できます。

実は「Container Insights」には「オブザーバビリティが強化された Container Insights」という、もう1つの設定があります。
「オブザーバビリティが強化された Container Insights」は、「Container Insights」の進化版で、従来の監視機能を大幅に拡張したサービスです。
従来の「Container Insights」は、CPU使用率やメモリ使用量などのインフラレベルの監視が中心でしたが、「オブザーバビリティが強化された Container Insights」では、APIのレスポンス時間やエラー率など、アプリケーションレベルの詳細な追跡が可能となっています。
「オブザーバビリティが強化された Container Insights」を使用することで、障害の根本原因をより迅速に特定できるようになります。

Terraform で Container Insights を有効にする方法

クラスターの設定に以下の項目を入れると「Container Insights」が有効になります。

先ほど紹介した「オブザーバビリティが強化された Container Insights」を使う方法を調べてみました。
どうやら enhanced という設定があるようです。

設定できました!

おわりに

今回は、Terraformを使用してECSクラスターで「Container Insights」を有効にする方法を説明しました。
簡単に設定できるので、ぜひ「オブザーバビリティが強化された Container Insights」の設定を検討してみてください。

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