こんにちは、ニフティの佐藤と後藤です!
ニフティでは毎年、エンジニア定例という新卒1年目エンジニア向けの開発研修を行っています。
そして開発研修の集大成として、ハッカソン合宿を実施してきました!
私たちも運営として合宿に参加してきたので、その様子を公開いたします!

また、以下のブログで今年度の講義内容についても公開しているので、気になる方はぜひ覗いてみてください!
合宿概要
目的
- 座学で学んだ技術を実践することで知識を定着させる
- 2泊3日というまとまった時間で集中したアウトプットを出す経験をする
- 既存システムのエンハンスではなく、0からシステムを作る力を身につける
- 個人開発とチーム開発の違いを学ぶ
- 自身の限界を早めに体験・実感し、残りのOJT期間を過ごしてもらい成長に繋げる
スケジュール
1日目 2025/10/15(水)
| 11:30 | 三浦海岸駅集合、送迎バス搭乗 | 
| 12:00 – 13:00 | 昼食 | 
| 13:00 – 19:00 | 開発 | 
| 19:00 – 21:00 | 懇親会 | 
| 21:00 – | 自由時間(開発除く) | 
2日目 2025/10/16(木)
| 06:45 – 09:00 | 朝食 | 
| 09:00 – 12:00 | 開発 | 
| 12:00 – 13:00 | 昼食 | 
| 13:00 – 19:00 | 開発 | 
| 19:00 – 20:00 | 夕食 | 
| 20:00 – | 自由(開発や入浴など) | 
3日目 2025/10/17(金)
| 06:45 – 09:00 | 朝食 | 
| 09:00 – 12:00 | 開発 | 
| 12:00 – 13:00 | 昼食 | 
| 13:00 – 14:00 | 発表リハーサル | 
| 14:00 – 16:00 | 開発 | 
| 16:00 – 16:45 | 現地から成果報告会(全社配信) | 
| 16:45 – 17:00 | 撤収作業 | 
| 17:00 – | 解散 | 
場所
マホロバ・マインズ三浦
京急久里浜線 三浦海岸駅から徒歩7分(無料送迎バスあり)
合宿の様子
1日目 2025/10/15(水)
最寄りの三浦海岸駅に集合し、送迎バスを利用してマホロバ・マインズ三浦に到着!
徒歩7分の距離ですが、道中かなり上り坂が多めだったので、送迎バスを利用して正解でした。

会議室に荷物を置いて、全員でホテルの昼食会場へ。

マグロが有名な三崎漁港の近くに位置しているため、マグロは特に美味しかったです。
さて、お腹を満たしたところで、会議室のレイアウトを変えて、開発スタートです!


会議室には65インチモニターや問題なく作業ができるWi-Fi、マイク機材、延長コードが備わっており、別途有料で40インチモニターやホワイトボードもいくつかお借りしました。
開発するにはとても良い環境でした。
各チーム、事前のアイディアソンで考えてきたアイディアを元に作業を進めます。

合宿が始まるまでは開発禁止!のルールなので、全員が環境構築から始めます。
今回の合宿では全員がClaude Codeを使えるようにしたので、AIを使いながら実装を進めていきます。
あっという間に19時になり、夕食の時間がやってきました。懇親会ではお酒が飲めるので、本日の開発は終了となります。


大変美味しいお料理でした。
宿泊部屋は3人1部屋で、マンションの1部屋くらいのかなり広いお部屋でした。


施設には温泉も備わっていたので、各自入浴を済ませ、1日目終了です。
2日目 2025/10/16(木)
朝食を各自済ませ、9時から開発スタートです。この日は朝から晩まで開発です!




各チームともGitHub ProjectsやGitHub Actions、AWSなどを駆使して開発を進めていきます。

今年は本格的にAIを使ってもOKという体制にしたので、例年よりも先輩社員への質問が少なく、どのチームも開発スピードが爆速です。
2日目は、まだ開発したいチームは残って開発をするというスタイルで、皆さん明日の発表に向けて、夜遅くまで作業していました。
3日目 2025/10/17(金)
最終日です!!!16時からの成果報告会に向けてラストスパートです。
運営も配信の準備を進めていきます。

配信スタート!
全社配信をしており、50名近くの方に参加していただけました。
Slackに実況チャンネルを設けて、配信を視聴していただいている皆さんからの反応や質問なども、リアルタイムで見れるようにしています。
開発合宿に参加していたメンバーだけではなく、新人のトレーナーをしていた先輩社員や所属しているチームのマネージャー、人事や企画部門の社員など、多くの方に合宿の成果を見ていただける素晴らしい機会です。
では早速発表を見ていきましょう。
(本ブログ内では概要のみの紹介となります。開発物の詳細については、後日投稿予定の各チームのブログをご覧ください!)
まずはチームAです。AIが冷蔵庫の食材からレシピを自動提案してくれるアプリケーション。
賞味期限が近い食材たちでレシピを考えてくれるのはとても助かる〜

次にチームBの発表。AIエージェントを用いた自立型のタスク管理アプリケーション。
数日前に一般提供が開始されたAmazon Bedrock AgentCoreの組み込みに挑戦し、無事開発し終えました。

最後はチームCです。公共交通機関の混雑率を共有できるアプリケーション。
路線図をヒートマップで視覚化することで、一目で混雑状況がわかるのはありがたいですね。

多くの方にご参加いただき、素晴らしい成果報告が実施できました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
終わりに
今年のハッカソン合宿は、例年と比較して、Claude Codeなど仕様検討やコーディングにて本格的にAIを使っても良い環境にしたため、高速かつ良質な成果物ばかりでした。来年は何か縛りを設けて難易度を上げようかなと思います。
使ったことのない技術なども積極的に取り入れ、運営の私たちも学びのあるハッカソン合宿となりました。
最後に、快適にハッカソン合宿ができる環境を提供してくださったマホロバ・マインズ三浦の皆さま、ありがとうございました!
各チームの開発物のより詳細な仕様や開発秘話については、後日投稿予定の各チームのブログにてご覧になれます!お楽しみに!
 
            


 
           
           
          