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NetSpot使ってみた

はじめに

こんにちは、ニフティ株式会社 インフラシステムグループ 佐藤です。
普段の業務では社内のネットワーク運用などを担当しています。
現在、社内の無線ネットワークの電波状況改善のため、無線LANサイトサーベイができるツールの導入を検討しており、NetSpotというツールをトライアルで利用してみたのでご紹介します。

NetSpotとは

NetSpotは無線LANサイトサーベイやWiFi分析が行えるツールです。
MacOSやWindowsで利用ができ、必要な要件に応じて無料版やプロ版、エンタープライズ版があります。
今回は無線LANサイトサーベイができるプロ版をトライアルで利用してみました。

NetSpotでやりたいこと

無線不調の原因でよくあるのが電波干渉ですが、干渉源となっている無線ルータを探すのに苦労することがよくあります。NetSpotを使って自分たちで管理していない無線ルーターの場所を特定したいと思っています。

NetSpotの使い方

NetSpotを起動すると下記画面が表示されるので新しい「調査をする」を選択します。

画面が遷移するので下記の項目を入力します。

・新しいプロジェクトの名前:プロジェクトの名前

・第1ゾーン名:場所や建物名等

・ゾーンエリアタイプ:プルダウン形式なので該当するものを選択

ファイルからロードを選択してフロア図をアップロードします。

フロア図が表示されるので2か所選択して、2点間の距離を入力します。

調査に含みたくないSSIDがあれば入力します(今回は何も指定しませんでした)

アクティブスキャン(通信速度測定等ができる)の実施確認があるので実施する場合はSSIDを入力します(今回は未実施です)

フロア図が表示されるので現在地を選択して無線通信をスキャンを開始します

スキャンが完了したらスキャンできた範囲が緑丸で表示されます

一通りスキャンした後にスキャン中止を選択すればスキャン結果が表示されます。

スキャンした範囲内にある無線機器がフロア図に表示されました。

NetSpot使ってみた感想

無事に無線ルータの位置が検出ができました。一部違う部屋の無線ルータも表示されてしまいましたが、検知位置の精度も十分に高く社内の調査でも使えそうでした。特定の無線ルータの電波強度も測定できるので、社内の無線環境改善の一環として引き続き導入を検討したいと思います。

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